月刊ブランスリー鬼のデスク
ブランスリー7月号の特集はベーグルです。
ブランスリー7月号の編集部としての製作作業が本日終了しました。
今回の特集は「ベーグル」です。ベーグルは、もう何十年も前から、日本で普及させようといろいろな会社がトライして、10数年前だったでしょうか、かなりのブームになりましたよね。今では、ブームを超えて、日本人の食生活にすっかり定着した感があります。
今回記者が書いてきた記事を読んでみて、ベーグルがこれだけ普及したのは、ベーグルへの思いの深い人たちが、一所懸命にベーグルを作って、そのおいしさを地道に伝え続けてきたおかげなのだな、とつくづく思いました。
やはり、新しいものを根付かせるには、そのよさを地道に熱意を持って伝え続ける情熱がないと難しいですよね。しかもそういう人が日本中に何人もいないと、全国的に普及させるのは難しいと思います。ましてや、食べ物の場合は、味覚は基本的に保守的だから、なおさら難しいと思います。
そういう意味で言うと、ベーグルって、大きな会社以外にも、いろいろな人が、専門店をやっていたりして、底辺の部分で普及していったのではないかと思います。
「町のベーグル屋さん」という呼び方がしっくりくるような店が結構ありますよね。
(写真は、特集で取り上げた東京・世田谷区のベーグル専門店、ケポベーグルズのニューヨークスタイルのベーグルです)
[2014/06/11]