月刊ブランスリー鬼のデスク
月刊ブランスリーの記者心得
こんばんは。月刊ブランスリーデスクのJです。
月刊ブランスリー4月号の製作も追い込みの段階に入りました。
今月は、パンコーディネーター協会の女性の方にインタビューさせていただきました。
上がってきた記事を読みましたが、かなり面白い内容でした。
消費者目線から、パン屋さんのあり方についていろいろ話していただきましたが、
心の髄までびんびん響いてくる箇所がかなりありました。
どうぞ、ご期待ください。
ところで、月刊ブランスリーは、記者心得みたいなものがあり、わかりやすく書き出したリーフレットを各記者に配って、それにしたがって記事を書かせています。
会社の名前がブランスリー報道社であることが示すように、もともとはジャーナリズムから入っているので、記事執筆の様々な決まりごとに、かなりこだわっている会社です。当社では日本の戦後ジャーナリズムの新聞記事作法にのっとって記事を書くことにしています。したがって、記者の個人的な癖や自己流の記事の書き方は一切ご法度です。
新聞記事の書き方は、ある意味、間違いを極限にまで少なくしようとする方向で進化しているので、極めて論理的であり、簡潔であります。特に文章の論理構造に微塵の破綻もないようにするために、想像を絶する労力を使います。
なんか、かたい話になってきてしまったので、この辺で止めたいと思いますが、例えば野球でも、細かなルールがあるし、それを破ればアウトになったり、極端な場合は退場になったりするわけです。イチロー選手のあの美しいバッティングフォームは、おそらく膨大な数の基本事項をマスターした上で、初めて実現できているわけです。
プロ野球と草野球は誰が見てもその違いがわかりますが、こと日本語の文章になると、日本人であれば誰でも一応は書けるので、プロと素人の違いがわかりづらい面があるんですね。
でも当社は、記事を書くプロ集団でありたいし、野球で言ったら、草野球のチームではなく、プロ野球のチームでありたいと常に強く思っています。
[2014/03/07]