月刊ブランスリー鬼のデスク
月刊ブランスリー3月号の編集作業が完了しました。
月刊ブランスリー3月号の製作作業が終了しました。
今回の特集は、「ハード系の販売戦略」です。都心の有名店ではなく、郊外の普通のベーカリーがフランスパンやドイツパンなどのハード系の食事パンを販売していくにはどうしたらいいか、というのがテーアです。
千葉県のベーカリー「パラオア」と、東京・八王子の「ラ ブランジュリ カロン」を取材させていただきました。
例えば、「パラオア」では、惣菜パンや菓子パンにフランスパンの生地を使用すると言う方法をとっているそうです。こうすることで、ハード系のパンを自然な形で食べてもらうのが狙いです。
最近では、「あの菓子パンに使われているのはどんなパンですか?」という質問も聞かれるようになったそうです。
ハード系の販売量を増やすポイントは、やはり、お客様にハード系の魅力を理解してもらうための努力を、一定レベル以上のモチベーションを持って努力を間断なく続けていけるかどうかです。
パラオアでも、最初はハード系はあまり売れませんでしたが、「自分が食べてこんなにおいしいのだから、絶対にお客様にもその美味しさを実感してほしい」という強い思いで、ハード系の良さを知ってもらうための様々な施策を実行し続けた結果、徐々に売れるようになってきているようです。
人間、何かをやろうとしても、結果が出れば、それが継続のはげみになるものです。ですから、結果が出るまでの間、いかにしてモチベーションを維持していくかに、すべてがかかっているように思います。
[2014/02/13]