月刊ブランスリー鬼のデスク
月刊ブランスリー2018年6月号
皆さん、こんにちは。今年の5月は極端に暑くなったかと思うと、急に寒いぐらいの感じになってしまったりして、体が気候の変化についていきませんよね。
さて、月刊ブランスリー2018年6月号は、製パン機械とパン職人の方々の関わり方について取材しました。パン職人の皆さんにとって、製パン機械は、「機械」というより「道具」に近く、自分の手足や、目、鼻の延長上にあって、自分の感性に忠実に従って、パン生地を操ってくれるものでなくてはなりません。
皆さん、思い思いの考えで、製パン機械を購入し、使い、パン作りを日々行っていますが、6人のパン職人の方々に話を聞いて、行き着いた結論は、「それぞれが、違う立ち位置で機械と深く関わりながら仕事をしているが、最終的に目指しているのはひとつの場所なんだ」ということでした。
「ひとつの場所」とは、 「道具が消える境地」です。
[2018/05/23]