思考断片

「ちょいダサ」のすゝめ

 

今回は、私がこれまでベーカリーを取材してきた経験から、独断で導き出した繁盛店オーナーの条件の一つを紹介したい。キーワードは「ちょいダサ」だ。

自分の店が立地する地域の人々に広く支持されようと思ったら、親しみやすさは絶対に外せない。感性が鋭く尖っているのはいいが、それを見える形でどの程度表に出すかをよく考えなくてはならない。

「ちょいダサ」がお勧めだ。正確に言うと、自分の研ぎ澄まされた感覚を相手に伝えるときのものごしや態度が「ちょいダサ」の方がいい。さらに正確に言うと、自分の想いを伝えるときのものごしや態度が、律儀で正直でひたむきである方がいい。人間はスカしたものごしや態度を本能的に嫌う。

自分の考えを嫌味なく相手に伝えられる人とそうでない人がいるが、これは、自分より相手の方が下だと思っていないかとか、そういうこともあるが、持って生まれた自分の特性を理解し、それを活かせているかどうかに由来する部分の方が大きい。

なので、自分がどんな表現手段で自分の考えを相手に伝えたときが一番よく伝わったかを思い起こし、その方法で我を忘れて行動するすべを身に付けることだ。

人間、無理せず自然に我を忘れることができれば無敵だし、そうした時の自分を後から客観的にみると、「ちょいダサ」であることが多いと思う。

[2022/11/20]

INFORMATION

小平隆一
(James Odaira)
株式会社ブランスリー報道社
代表取締役社長

青山学院大学英米文学科中退
武蔵野美術大学油絵学科卒業

東京都世田谷区在住
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